
梁を見せるあらわし
天井に隠さず梁を見せ、木の構造そのものを主役にします。
WORKS

※ 施工前の状態と仕上がりの写真は、同一のアングルで撮影したものではありません(デモ)。
種別=造作/特長=梁あらわし・木の構造美/照明=陰影を活かす計画
隠してしまいがちな構造を、あえて見せる。木の梁が、そのまま住まいの主役になります。
天井を張らずに梁を見せる「あらわし」の設計です。集成材の梁を金物で確かに組み、ダウンライトで木肌の陰影を際立たせました。構造そのものが装飾になり、空間に奥行きと落ち着きが生まれます。
木の力強さと繊細さを、いちばん美しく見せる——それが、あらわしの造作です。
天井を張った一般的なつくりでは空間が平板に感じられ、木の家らしい豊かさが欲しいというご希望でした。構造そのものの美しさを暮らしの中で味わえないか、というご相談をいただいていました。
天井を張らず、梁をそのまま見せるあらわし設計をご提案しました。構造材には集成材の梁を用い、金物で確かに組み上げることで、見せる設計と構造の信頼性を両立しています。さらにダウンライトの光で木肌の陰影を際立たせ、時間帯によって表情の変わる天井としました。構造がそのまま装飾になることで、飾りを足さなくても空間に奥行きが生まれる、木の工房ならではの造作です。梁を実際に見せてみると、乾燥の進んだ木肌に想定以上の節や色ムラがあり、これも構造の履歴として活かす方向で仕上げを微調整しました。住まい始めてからは、季節によって梁の色合いが少しずつ変化していく様子も楽しんでいただけているとお聞きしています。

STEP 01
梁をあらわしにしたいというご要望を受け、既存の小屋組み・構造材の状態を確認します。見せられる木材かどうかをこの段階で見極めます。

STEP 02
天井を開いて梁を見せる納まりへ造作します。キッチンからリビングまで木の構造が一続きに見えるよう、見せる範囲と隠す範囲を決めていきます。

STEP 03
梁や柱の表面を一本ずつ研ぎ、木目と色合いを活かす自然塗装で仕上げます。天窓からの光が当たったときに、木肌の陰影がやわらかく出る仕上がりを狙います。

STEP 04
陰影を活かす照明計画を実際に灯して確認し、構造美が最も美しく見える角度を最終調整します。

天井に隠さず梁を見せ、木の構造そのものを主役にします。

集成材の梁を金物でしっかり組み、強さと美しさを両立します。

天窓から落ちる自然光と丸いペンダントの灯りが、あらわしの梁と白い塗り壁に反射して、部屋の奥までやわらかな明るさを届けます。
「見上げるたびに木の梁が目に入って、家にいる時間が豊かになりました。」(デモ)
予算も、建て替えかリノベーションかも、決まっていない段階で構いません。いまの気持ちに合う入口をお選びください。